真昼の月


青い空にぷかりと浮かんだ白い月。
まるでシールを貼ったみたいにくっきりと見える。
勘違いした間抜けな月。
まるでキミみたいだと思った。
そんなこと言ったらキミはなんて言うだろう。
笑いとばすだろうか、口をとがらせるだろうか。
なんて言ったっていい。
キミに会いたい、今すぐに。
今どこにいる?
今何してる?
キミが幸せならいいって、
そう思えるほど大人じゃないんだ。
いつでもキミのこと考えてしまう。
キミからもらった手紙を読み返してしまう。
過去だってことくらいわかってるさ。
この想いがキミを苦しめることだってわかってるさ。
この体に隠しきれない想いが溢れてる。
ごめん、会いたい。