イコール


僕が泣けば、君も泣いて。
君が笑えば、僕も笑って。
そんなふうにしていれば、きっと通じ合える。
そう思っていたけど、どうやら間違っていたみたいだ。
間違えたって思いながら、最初からわかっていたのかもしれない。
君と出逢った、その瞬間から。
そんなふうにしたって、君とは通じ合えない。
本当に通じ合えるには、きっと方法はひとつしかない。
でも、今の僕には、祈ることしかできないんだ。
望み、願うことしかできない。


君にとっての僕の存在が、
僕にとっての君の存在と、どうか同じでありますように。